ムダ毛の処理にうんざりしていませんか?カミソリやシェーバーを使う、いわゆる”ムダ毛の自己処理”は肌への負担が大きく、おすすめできません。とはいえ、サロンやクリニックに通うには、時間もお金もかかります。そこで検討したいのが、「家庭用脱毛器」です。
家庭用脱毛器があれば、好きな時間に自宅で手軽にムダ毛ケアができ、ツルツルすべすべ肌を手に入れられるんです。
この記事では、家庭用脱毛器各種を効果、価格、痛みなど様々な観点から徹底比較し、脱毛方式の違いや肌への優しさ、カートリッジ交換費用について詳しく解説。さらに、家庭用脱毛器の効果や脱毛サービスとの違い、注意点、よくある質問など、初めての方でも安心して選べるよう網羅的にまとめました。
あなたにぴったりの家庭用脱毛器が見つけて、憧れのツルスベ肌を手に入れましょう!
家庭用脱毛器の選び方
まずは、自分にぴったりの家庭用脱毛器を選ぶためのポイントを説明します。脱毛方式、肌への優しさ、価格、カートリッジの交換費用、そして使用する部位など、それぞれのニーズに合わせて最適な一台を見つけましょう。
脱毛方式で選ぶ
家庭用脱毛器には、主に4つの脱毛方式があります。それぞれの方式の特徴を理解し、自分の肌質や目的に合ったものを選びましょう。
フラッシュ式
フラッシュ式は、ムダ毛に光を照射して脱毛する方法で、家庭用脱毛器のほとんどがフラッシュ式を採用しています。比較的痛みも少なく、肌への負担も軽いため、初めて家庭用脱毛器を使う方にもおすすめです。 幅広い価格帯の製品が販売されており、連射機能が搭載されていて短時間で処理できる機種もあります。ただし、永久脱毛の効果は期待できないため、効果を実感するには継続的なケアが必要です。
レーザー式
レーザー式は、単一波長の光を照射して脱毛する方法です。フラッシュ式に比べて脱毛効果が高いとされており、永久脱毛に近い効果が期待できます。医療脱毛で使用されているものと原理は同じですが、家庭用レーザー脱毛器は出力が弱いため、効果が出るまで時間がかかる場合があります。また、痛みを感じやすい方もいるため、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。家庭用レーザー脱毛器は、メラニン色素に反応するため、色黒肌の方や日焼けした肌には使用できない機種もあります。
サーミコン式
サーミコン式は、熱線で毛根を焼き切る脱毛方法です。比較的安価な製品が多く、手軽に脱毛を始めたい方におすすめです。ただし、他の脱毛方式に比べて脱毛効果が低く、痛みを感じやすいというデメリットもあります。また、毛根を焼き切るため、肌への負担が大きいと感じる方もいるかもしれません。毛質によっては、毛が焼き切れる際に焦げ臭いにおいが発生することもあります。
ローラー式
ローラー式は、その名の通りローラーで毛を物理的に抜き取る脱毛器です。電源不要で手軽に使える反面、毛抜きで処理するのと同じなので、痛みや肌への負担が大きいのが特徴です。広範囲の毛を短時間で処理できますが、太い毛や敏感肌には不向きです。セルフケアとして手軽に始められますが、肌トラブルには注意が必要です。
脱毛方式 | 特徴 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
フラッシュ式 | 広範囲の光を照射 | 比較的痛みも少なく、肌への負担も軽い。短時間で処理できる。 | 永久脱毛効果は期待できない。 | 初めて家庭用脱毛器を使う方、肌が弱い方 |
レーザー式 | 単一波長の光を照射 | 脱毛効果が高い。永久脱毛に近い効果が期待できる。 | 痛みを感じやすい。色黒肌の方や日焼けした肌には使用できない機種もある。 | 脱毛効果を重視する方 |
サーミコン式 | 熱線で毛根を焼き切る | 安価な製品が多い。 | 痛みを感じやすく、肌への負担が大きい。 | 手軽に脱毛を始めたい方 |
ローラー式 | 毛を抜き取る | 安価な製品が多い。 | 痛みを感じやすく、肌への負担が非常に大きい。 | おすすめしない |
肌への優しさで選ぶ
肌への負担を軽減するために、肌への優しさで選ぶことも重要です。敏感肌の方には、冷却機能付きの脱毛器や、肌色センサー付きの脱毛器がおすすめです。
冷却機能は、照射時の痛みや熱さを軽減する効果があります。肌色センサーは、肌の色に合わせて光の強さを自動調整してくれるため、肌への負担を最小限に抑えることができます。
また、照射レベルを調整できる脱毛器であれば、自分の肌の状態に合わせて適切なレベルで照射できます。レビューなどを参考に、肌への優しさに関する口コミもチェックしておきましょう。
価格で選ぶ
家庭用脱毛器の価格は、数千円から数十万円までと幅広いです。予算に合わせて適切な価格帯の製品を選びましょう。
高価格帯の製品は高機能なものが多く、脱毛効果も高い傾向にあります。一方、低価格帯の製品でも十分な脱毛効果を得られるものもあります。必要な機能や性能、そしてご自身の予算と照らし合わせて選びましょう。
カートリッジの交換費用で選ぶ
家庭用脱毛器は照射できる回数が決まっていて、照射回数を使い果たしたら本体を買い換える「本体買い換え式」と、カートリッジを買い替えることで使い続けられる「カートリッジ式」に分けることができます。
カートリッジ式の脱毛器を選ぶ場合、カートリッジの交換費用も確認しておきましょう。カートリッジの寿命や交換頻度など、ランニングコストを含めて総合的に判断すると良いでしょう。
部位で選ぶ
機種によって、脱毛したい部位に適した脱毛器や、脱毛できる部位に制限がある脱毛器があるので事前に確認しておきましょう。
顔やVIOなど皮膚の薄いデリケートな部位には、専用のアタッチメントが付属している脱毛器を選ぶと良いでしょう。また、脚や腕などの広い部位の脱毛には、照射範囲が広い脱毛器が効率的です。逆に、細かい部位の脱毛には、照射範囲が狭い脱毛器が適しています。ワキやVIOなどカーブのある部位には、照射口が小さいものがおすすめです。
おすすめ家庭用脱毛器ランキングTOP10
数ある家庭用脱毛器のなかから、効果、価格、痛み、使いやすさなどを総合的に評価し、おすすめの機種をランキング形式でご紹介します。あなたにぴったりの脱毛器を見つけるための参考にしてください。
HOME STLASSH(ホームストラッシュ)
ホームストラッシュは、脱毛サロン「STLASSH」が監修した家庭用光美容脱毛器です。最大の特徴は回転ヘッド。手の届きにくい背中やうなじなども照射しやすく設計されています。 5段階のレベル調節と2種類のモード(SR、HR)を搭載し、570nm~1200nmの広波長域で、脱毛と美肌を1台でケアすることが可能です。照射面を直接冷却する機能で最大5℃まで冷却されるので、痛みをやわらげながら、お肌を引き締め効果や温熱効果が期待できます。 照射出力は最大12J/㎠、連射モードもあり、手軽さと機能面ともにポイントが高い家庭用脱毛器です。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 48,930円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 40万発 |
出力レベル | 5段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 直径1cm |
使用頻度 | 週に1~2回 |
保証制度 | 初めての交換は時期を問わず無償※公式サイト購入の場合 |
冷却機能 | あり |
美顔機能 | あり |
スムースエピ ES-WP9A
Wランプ搭載でハイパワーな光を照射するパナソニックの光美容器。ボディだけでなく、顔にも使用できるアタッチメントが付属しています。照射面にスキンプロテクト冷却が搭載され、従来品よりも刺激を感じにくく、よりハイパワーな出力が可能となりました。美肌効果も期待できるので、脱毛と同時にスキンケアも行いたい方におすすめです。スムースエピには専用アプリ「SMOOTHEPIアプリ」があり、スケジュールや回数管理、お手入れの進捗チェック、使い方のサポートが確認できるので、継続に感じる煩わしさや不安を解決してくれます。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 118,800円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 30万発 |
出力レベル | 5段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 7.2㎠ |
使用頻度 | 1~2ヶ月に1回※初期は2週間に1回 |
保証制度 | 1年間 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | なし |
レイボーテ クールプロ
以前のモデルに冷却機能を搭載し、2024年に新発売されたヤーマンのレイボーテ。ヤーマン独自で開発したインテリジェントローラーで、照射漏れや当てすぎによる刺激を防ぎながら、最短全身3分でケアができるハイスペック機種です。VIOにも対応しており、全身スムーズな肌へと導きます。LEDアタッチメント付きで、美肌光である赤色LEDを脱毛と同時に照射可能。業務用脱毛器と同じIPL方式を採用しているため、高い効果が期待できます。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 121,000円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 120万発 |
出力レベル | 5段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 9.24㎠ |
使用頻度 | 3~4週間に1回 ※最初の2ヶ月は2週間に1回 |
保証制度 | 1年間無償修理保証 |
冷却機能 | あり |
美顔機能 | あり |
ブラウン シルク・エキスパート Pro5
コンパクトなデザインで扱いやすいブラウンの光美容器。最大6J/㎠のハイパワーが特徴です。肌の色に合わせて自動で光量を調整するSensoAdapt™テクノロジーを搭載。1秒間に80回肌の色を読み込み、照射パワーが10段階で自動調節されるので、安全かつ効果的な脱毛を実現します。VIOにも対応しているため、デリケートゾーンのケアにも最適です。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 56,880円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 40万発 |
出力レベル | 10段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 3㎠ |
使用頻度 | 1~2ヶ月に1回 ※最初の1ヶ月は週に1回 |
保証制度 | 1年間 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | なし |
OPUS BEAUTY 03(オーパスビューティー)
オーパスビューティーは業務用脱毛機メーカーが開発した脱毛器です。業務用脱毛機に使用されているTHL方式を採用していて、痛みを感じにくく、効果を感じやすいという特徴があります。 THL方式では従来の家庭用脱毛器では難しかった産毛からヒゲまで対応しており、ジュニアモードもあるため、家族でシェアできるのもうれしいポイントです。アイスクール機能で照射面を囲む金属部分が冷却され最大5℃まで冷却されます。 肌に密着していないと照射されないセーフティー機能もあり、安心で効率的に脱毛ができます。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
---|---|
本体 | 47,300円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式(THR) |
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照射回数 | 35万発 |
出力レベル | 15段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 3㎠ |
使用頻度 | 1~2ヶ月に1回 ※初期は2週間に1回 |
保証制度 | 1年間 |
冷却機能 | あり |
美顔機能 | なし |
ケノン
多くのアタッチメントが付属し、美顔器としても使用可能なケノン。照射面積が広く、全身の脱毛をスピーディーに行えます。出力レベルが細かく調整可能で、痛みに弱い方にもおすすめ。カートリッジ交換が不要で経済的です。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 69,800円 |
スーパープレミアムカートリッジ |
13,800円 ※本体と同時購入時の価格 |
スキンケアカートリッジ |
4,980円 ※本体と同時購入時の価格 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 50万~300万発 |
出力レベル | 10段階 |
照射可能部位 | 全身※安全のため目の周り、粘膜部位を避ける |
買い替えタイプ | カートリッジ買い換え |
照射面積 | 4.5㎠~9.25㎠※カートリッジの種類による |
使用頻度 | 1~2週間に1回 |
保証制度 | 1年間無償修理保証 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | あり |
トリア パーソナルレーザー脱毛器4X
クリニックで使用されるダイオードレーザーを採用したトリアの脱毛器。家庭用脱毛器の中でも高い脱毛効果が期待できます。他の脱毛方式とは異なるため、使用前にしっかりとした使用方法の確認が必要です。充電が必要で照射面積が小さいのですが、細かい部位や光脱毛では効果が感じられなかった毛などにおすすめです。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 49,800円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | レーザー式 |
---|---|
照射回数 | ほぼ無制限※充放電500回 |
出力レベル | 5段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 直径1cm |
使用頻度 | 2週間に1回 |
保証制度 | 2年間※公式サイト購入の場合 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | なし |
LAVIE(ラヴィ)
脱毛サロンと同じIPL方式を採用したラヴィ ホームエディション。3種類の照射モードを搭載し、部位や毛質に合わせて使い分けることができます。ツインコンデンサーを搭載しハイパワーを実現。照射出力は7段階で調整可能で男性のヒゲから産毛まで性別や年齢問わず使用できます。据え置き型で、ハンドピースは110gと軽量コンパクトな設計。安心の日本製で品質にこだわりが2年間という保証期間にもあらわれています。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 49,800円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 最大約10万発 |
出力レベル | 7段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | カートリッジ買い換え |
照射面積 | 6㎠ |
使用頻度 | 3週間に1回※初期は2週間に1回 |
保証制度 | 2年間 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | あり(別売り) |
ドクターエルミス ゼロ
医師監修のもと開発されたドクターエルミス ゼロ。肌への負担を抑えながら、効果的な脱毛を実現します。最速0.3秒間隔で照射されるため、なでるように肌にあてるだけでスピーディーにケアができます。冷却機能付きで痛みも軽減され、アタッチメントをかえて美肌ケアも可能です。コンパクトで軽量なので、持ち運びにも便利です。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
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本体 | 54,780円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
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照射回数 | 120万発 |
出力レベル | 5段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 本体交換 |
使用頻度 | 週に1~3回 |
保証制度 | 1年間 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | なし |
スムーズスキン pure fit
10段階の出力レベル調整機能を搭載し洗練されたデザインのスムーズスキン pure fit。肌の色に合わせて最適な光量を自動で調整するスマート機能も搭載しています。高速照射が可能なので、時間短縮にも繋がります。スキンコンタクトセンサー搭載で肌とにしっかりと接触できているときだけ照射される安心設計です。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
---|---|
本体 | 63,800円 |
商品・サービス詳細
脱毛方式 | フラッシュ式 |
---|---|
照射回数 | 100万回 |
出力レベル | 10段階 |
照射可能部位 | 全身 |
買い替えタイプ | 本体交換 |
照射面積 | 3㎠ |
使用頻度 | 最初の3ヶ月:週1回※4ヶ月目以降は4~8週間に1回 |
保証制度 | 2年間 |
冷却機能 | なし |
美顔機能 | なし |
家庭用脱毛器の効果
家庭用脱毛器は、サロンなどの脱毛サービスに通うことなく、手軽にムダ毛ケアができる便利なアイテムです。その効果は機種や脱毛方式、個人の肌質などによって異なりますが、正しく使用することでさまざまなメリットを実感できるでしょう。
家庭用脱毛器で得られる効果
家庭用脱毛器を使用することで期待できる主な効果は以下の通りです。
ムダ毛の減退
継続的に使用することでムダ毛が徐々に減少し、自己処理の手間を省くことができます。毛が生えてくるスピードも遅くなり、肌がツルツルとした状態を長く保てます。
肌のトーンアップ
カミソリ負けや毛抜きによる肌への負担が軽減されるため、肌のトーンが明るくなり、透明感がアップします。埋もれ毛や黒ずみの予防にも繋がります。
コスト削減
脱毛サロンに通うよりも費用を抑えることができます。初期費用はかかりますが、長期間にわたって使用できるため、最終的には経済的な負担は少なくなるでしょう。
時間の節約
自分の好きな時間に脱毛ケアができるため、予約やキャンセル、移動時間などを気にせず、効率的にムダ毛処理を行うことができます。
プライバシーの保護
他人の目を気にすることなく、自宅でリラックスしながら脱毛ケアができます。デリケートゾーンのケアも安心して行えます。
脱毛サロンとの効果の違い
家庭用脱毛器と脱毛サロンの主な違いは、使用する光の出力が異なるところです。脱毛サロンでは高出力の脱毛機器を使用するため、より早く効果を実感しやすい傾向があります。一方で、家庭用脱毛器は出力が比較的弱いため、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。
脱毛方法 | 家庭用脱毛器 | 脱毛サロン |
---|---|---|
効果実感のスピード | 比較的ゆっくり | 比較的早い |
痛み | 少ない | やや強い場合も |
費用 | 比較的安価 | 比較的高価 |
時間 | 好きな時間にできる | 予約が必要 |
プライバシー | 守られる | 施術者に施術される |
上記のように、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分のライフスタイルや予算、求める効果などから、もっとも合う方法を選びましょう。
例えば、費用を抑えたい方や自分のペースで脱毛ケアを行いたい方には家庭用脱毛器がおすすめです。一方、短期間で効果を実感したい方や自分でケアするのが不安な方は、脱毛サロンの利用を検討するのが良いでしょう。
また、脱毛サロンや家庭用脱毛器で採用されているフラッシュ式脱毛では、永久脱毛は難しいとされています。しかし、継続的に使用することでムダ毛を大幅に減らすことは可能です。毛周期に合わせて適切な頻度で使用することで、より効果的な脱毛ケアを行うことができるでしょう。
家庭用脱毛器を使う上での注意点
家庭用脱毛器は正しく使えば安全に脱毛できますが、誤った使い方をすると肌トラブルを引き起こす可能性があります。安全かつ効果的に脱毛するために、以下の注意点を守って使用しましょう。
肌トラブルを防ぐために
肌トラブルを避けるためには、以下の点に注意することが重要です。
炎症・かゆみ・赤み
脱毛後は肌がデリケートな状態になっているため、刺激の強い化粧品やボディソープの使用は控えましょう。低刺激性のものを使用し、保湿をしっかり行うことで、肌のバリア機能を回復させ、炎症やかゆみ、赤みを抑えることができます。
また、脱毛直後の入浴や激しい運動、飲酒、サウナなども控えるようにしてください。血行が促進されると炎症が悪化しやすくなるため、脱毛後は肌を冷やすことが推奨されています。保冷剤をタオルに包んであてるなど、優しく冷やしましょう。
もし炎症などの肌トラブルが起きた場合は、早めに皮膚科専門医に相談することをおすすめします。
やけど
家庭用脱毛器の出力レベルが高すぎたり、同じ場所に照射し続けたりすると、やけどのリスクがあります。必ず取扱説明書をよく読み、適切な出力レベルで使用しましょう。
また、ホクロやシミ、傷、タトゥーのある部分には照射しないように注意してください。色素沈着や炎症を起こす可能性があります。照射前に肌の状態をよく確認し、不安な場合は使用を控えましょう。
乾燥
脱毛後は肌が乾燥しやすくなります。脱毛後すぐに保湿ケアを行い、肌の乾燥を防ぎましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた化粧水やクリームを使用するのがおすすめです。
また、脱毛後の肌は紫外線に敏感になっているため、日焼けによるダメージを受けやすくなっています。外出の際は日焼け止めを塗って日焼けを防ぎましょう。
使用頻度について
家庭用脱毛器の効果を最大限に引き出し、肌への負担を軽減するためには、適切な使用頻度を守ることが重要です。脱毛方式や機種によって使用頻度は異なりますが、一般的には週に1回、もしくは2週間に1回程度の使用が推奨されています。
同じ部位に連続して照射するのではなく、毛周期に合わせて使用することで、より効果的に脱毛することができます。毛周期は部位や個人差によって異なりますが、一般的には成長期、退行期、休止期の3つの段階があります。家庭用脱毛器は成長期の毛に最も効果を発揮するため、毛周期に合わせて使用することで、効率よく脱毛を進めることができます。
脱毛方式 | 推奨される使用頻度 | 注意点 |
---|---|---|
フラッシュ式 | 1~2週間に1回 | 出力レベルが高いほど、使用頻度は少なめにする |
レーザー式 | 2~4週間に1回 | 肌への負担が大きいため、使用頻度は少なめにする |
上記はあくまでも一般的な目安であり、肌の状態や機種によって適切な使用頻度は異なります。自分の肌の状態をよく観察し、必要に応じて使用頻度を調整しましょう。
また、使用中に痛みや違和感を感じた場合は、すぐに使用を中止し、必要であれば医師に相談してください。安全に脱毛するためにも、取扱説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。
家庭用脱毛器に関するよくある質問(FAQ)
家庭用脱毛器で永久脱毛できますか?
家庭用脱毛器では永久脱毛はできません。医療機関で行われる脱毛施術のみが永久脱毛と認められています。
しかし、家庭用脱毛器は毛の成長を遅らせる、または毛を細くする効果があり、減毛効果が期待できます。
痛みはありますか?
機種や出力レベル、個人の肌質によって異なりますが、ほとんどの家庭用脱毛器で軽い刺激やゴムで弾かれるような感覚があります。
冷却機能を搭載した機種や、肌の色に合わせて出力を自動調整する機種を選ぶことで、痛みを軽減することができます。痛みが心配な方は、低い出力レベルから試すことをおすすめします。
日焼けした肌にも使用できますか?
日焼け直後の肌への使用は避けてください。炎症や色素沈着などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また、ほとんどの家庭用脱毛器は黒い色に反応する特性があるため、日焼けで黒くなった肌に使用すると火傷のリスクが高まります。日焼け肌への使用可否は機種によって異なるため、取扱説明書をよく確認しましょう。
男性でも使用できますか?
多くの家庭用脱毛器は男女兼用なので、男性でも使用できます。ただし、男性のヒゲは毛が太く濃いため、効果を実感するまでに時間がかかる場合があります。
また、VIOラインやヒゲなど皮膚の薄い部分への使用は痛みを感じやすいので、出力レベルを調整するなどの注意が必要です。機種によっては男性のヒゲに特化したモードを搭載しているものもあるので、購入前に確認しておきましょう。
保証期間はどのくらいですか?
家庭用脱毛器の保証期間は、メーカーや機種によって異なります。一般的には1年間の保証が付いていることが多いですが、なかには2年間、もしくはそれ以上の保証期間を設定しているメーカーもあります。
購入前に保証期間を確認し、万が一の故障に備えておくことをおすすめします。
アトピーや敏感肌でも使用できますか?
アトピー性皮膚炎や敏感肌の方は、使用前にパッチテストを行い、肌への影響を確認することをおすすめします。肌の状態によっては使用を控えた方がいい場合もあるため、事前に皮膚科医に相談しましょう。
また、あらかじめ照射レベルを低く設定したり、冷却機能付きの機種を選ぶなど、肌への負担を軽減する工夫も大切です。
家庭用脱毛器を使う部位はどこまで可能ですか?
顔・脇・腕・脚・VIOなど、ほとんどの部位に使用できますが、基本的にはまず取扱説明書をよく確認して、使用可能な部位と使用できない部位を把握しておきましょう。
ただし、目の周りや粘膜など、デリケートな部分への使用は避けてください。また、ほくろやイボなど、皮膚に異常がある部分にも照射しないようにしましょう。
購入後のアフターサポートはありますか?
メーカーによって異なりますが、電話やメール、ウェブサイトなどで問い合わせを受け付けていることがほとんどです。故障やトラブルが発生した場合の修理対応や、使用方法に関する質問など、様々なサポートを提供しています。
購入前にアフターサポートの内容を確認しておくと安心です。
まとめ
家庭用脱毛器は、脱毛方式、肌への刺激、価格、使用できる部位など、複数の視点からあなたにぴったりの脱毛器を選ぶことが重要です。
家庭用脱毛器はサロンに通うよりも費用を抑えられ、自分のペースで脱毛できるメリットがあります。しかし、永久脱毛ではなく減毛効果に留まること、使い方によっては肌トラブルのリスクがあることを理解した上で使用する必要があります。
正しく使用することで、ムダ毛の処理の手間を減らし、ツルスベ肌を目指せるでしょう。ぜひ、あなたにとって最適な家庭用脱毛器を見つけてください。