脱毛サロンや医療脱毛クリニックを問わず、脱毛時には少なからず痛みを感じることがあります。ムダ毛のないツルツル肌を手に入れたいと思うものの、脱毛は痛みを伴うイメージが強く、挑戦しづらい方も少なくないでしょう。
この記事では脱毛時の痛みを感じやすい部位や、痛みを抑えるためのポイントについて解説します。
痛みを抑えるための方法を知ることで、どんな脱毛サロンや医療脱毛クリニックを選べばいいのかを考える基準にもなります。痛みが不安な方におすすめの脱毛サロンや医療脱毛クリニックも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
脱毛は部位によって痛みを感じることがある
脱毛施術時には痛みを感じることがあります。痛みの種類として、感じ方に個人差はあるものの「輪ゴムで軽く弾かれるような痛み」と表現されることが多いです。
しかし、施術部位によっても痛みの程度が異なります。ここからは、とくに痛みを感じやすい部位についてご紹介します。
痛みを感じやすい部位
一般的に痛みを感じやすいとされているのは、VIO、脇、顔、指などです。また、痛みを感じやすい部位には、以下の特徴があります。
- 毛が太く多い(密集している)部位
- 皮膚が薄い部位
- 骨が近い部位
例えば同じヒザ下であっても、ふくらはぎに比べ骨が近いスネの方が痛みを感じやすい傾向があります。また、背中やお腹は毛が薄く少ないため、痛みを感じにくいことが多いです。
部位によって皮膚の厚さや毛質が異なるように、脱毛時の痛みも違います。
脱毛で痛みを感じやすい方の特徴
部位ごとだけでなく、毛の太さや濃さに加え、肌の状態や毛量によっても痛みが感じやすくなります。とくに、以下の方は痛みを感じやすい傾向があるため、いずれかに当てはまる方は注意が必要です。
- 乾燥肌
- 敏感肌
- 生理中
- 日焼けしている
- 毛量が多い
なぜ痛みを感じやすいのか、それぞれ詳しく解説します。
乾燥肌
乾燥した肌は、皮膚のバリア機能が低下している状態。皮膚の水分や皮脂が肌の外に逃げてしまい、外部からの刺激を皮膚内部に伝えてしまうため、水分量が十分な肌に比べ刺激を感じます。
その結果、脱毛時の照射が刺激となり痛みを感じやすくなります。
敏感肌
化粧品や整髪料、ハンドクリームでかゆみやかぶれなど、肌トラブルを起こすことによって敏感肌になると、脱毛の痛みを感じやすい場合があります。
敏感肌は元々刺激に弱いため、施術による刺激にも過敏に反応します。
生理中
ホルモンバランスも、脱毛時の痛みに影響することがあります。とくに生理中は、肌が敏感になりやすいです。通常であれば、痛みを感じにくい部位でも、生理中は痛みを強く感じることがあります。
そのため、多くの医療脱毛クリニックや脱毛サロンでは、VIO以外でも生理中の脱毛は控えることを推奨しています。
日焼けしている
日焼けしている肌は痛みを感じやすい傾向があります。
一般的に、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで使用する脱毛機は、色素沈着した肌にもダメージを与えてしまうものが多いです。肌が元々浅黒かったり、日焼けによって黒くなった場合、肌の色素数値が高いので脱毛機によってダメージを受けやすくなることもあります。
また、日焼け具合によっては、痛みが強いだけではなく施術ができないこともあるため注意しましょう。
毛量が多い
毛量が多いと、痛みを感じやすい傾向があります。脇やVIOなど、太くて濃い毛が密集している部位は脱毛機に反応しやすい分、痛みを感じやすくなるといわれています。
また、毛が多いと照射する時間が長くなり、その分痛みを感じる時間も長くなるでしょう。
医療脱毛の痛みと光脱毛の痛みはどのように異なる?
脱毛時の痛みは個人によって感じ方が異なりますが、クリニックでおこなう医療脱毛と、脱毛サロンでおこなう光脱毛で、痛みの感じ方は異なります。
ここからは、それぞれの特徴についてご紹介します。
医療脱毛の場合
医療脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応するレーザーを使用して脱毛する方法です。発毛組織にダメージを与えて破壊するため、半永久的な脱毛の効果が得られます。
発毛組織の破壊は医療行為にあたるため、医療機関でしかおこなえません。免許をもつ医師や看護師など、医療従事者のみが扱える脱毛機を使用して脱毛がおこなわれます。
高温で毛根にダメージを与える点は光脱毛と同じですが、照射パワーが強い分、脱毛サロンよりも痛みを感じやすい傾向があります。
光脱毛の場合
光脱毛とは、エステサロンでおこなわれる脱毛方法で、エステティシャンが扱える脱毛機を使用します。脱毛機で光を照射し、毛根にダメージを与えることで発毛を抑制できます。
メラニン色素に反応する点はレーザー脱毛と同じですが、光脱毛は照射パワーが弱く発毛組織を破壊できないため、永久脱毛の効果は得られません。
脱毛の効果は一時的な抑毛や減毛となりますが、痛みを感じにくい特徴があります。
脱毛の痛みを和らげる方法
脱毛は少なからず痛みを感じますが、ポイントを押さえることで痛みを和らげることができます。痛みが不安な方は、ぜひ以下の方法を試してください。
日頃からしっかり保湿する
乾燥肌や敏感肌の方は、日頃から保湿を念入りにおこないましょう。保水力のある肌は、脱毛時の照射パワーが均一にかつ毛穴まで届きやすいので、痛みを和らげるだけではなく、脱毛の効果を実感しやすくなります。
特に、脱毛後の肌は乾燥しやすく敏感なため、いつもより保湿に力を入れてください。
麻酔を使用する
痛みが不安な場合は、麻酔クリームを使用する方法もあります。
医療脱毛は医師が常駐しているクリニックでおこなうため、麻酔クリームの使用が可能です。
ただし、クリニックによっては麻酔代が有料、また麻酔の取り扱いがない場合もあるため、痛みが気になる方は事前に確認しましょう。
痛みを感じにくい機械を選ぶ
施術時の痛み感じやすさは、使用する脱毛機によっても異なります。次は、医療脱毛と光脱毛、それぞれの痛みを感じにくい脱毛機を紹介します。
脱毛機はどんな種類がある?
医療脱毛と光脱毛には、それぞれ使用する機械によって痛みや特徴があります。先述したように、痛みを抑えるには脱毛機もチェックしておくのがポイントです。
医療脱毛の脱毛機
医療脱毛で使用する主な脱毛方式は、蓄熱式ダイオードレーザー(SHR方式)、熱破壊式ダイオードレーザー(HR方式)、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーの4種類です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
レーザー脱毛の種類 | 特徴 |
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蓄熱式ダイオードレーザー |
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熱破壊式ダイオードレーザー |
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アレキサンドライトレーザー |
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ヤグレーザー |
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4つの脱毛方式の中でも、痛みを感じやすいのはヤグレーザー、感じにくいのは蓄熱式ダイオードレーザーです。YAGレーザーは3種類ある医療レーザー脱毛のなかで最も波長が長いため、施術時にかなり激しい痛みを伴うといわれています。
一方で、蓄熱式ダイオードレーザーは、65度前後の低温で照射をおこなうため、痛みを抑えることができます。産毛や色素の薄い毛にも効果が期待でき、日焼けした肌や敏感肌にも施術ができるのもうれしいポイントです。
クリニック | 脱毛機 |
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フレイアクリニック | メディオスターモノリス(蓄熱式+熱破壊式ダイオードレーザー)、メディオスターNeXT PRO(蓄熱式+熱破壊式ダイオードレーザー) |
レジーナクリニック | ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー) ソプラノアイス・プラチナム(蓄熱式ダイオードレーザー) ソプラノチタニウム(蓄熱式ダイオードレーザー) |
リゼクリニック | ラシャ(蓄熱式+熱破壊式ダイオードレーザー) メディオスターNeXT(蓄熱式ダイオードレーザー) ジェントルYAGプロ(熱破壊式ヤグレーザー) |
TCB東京中央美容外科 | メディオスターNeXTPRO(蓄熱式ダイオードレーザー) |
エミナルクリニック | CRYSTAL-PRO(蓄熱式+熱破壊式ダイオードレーザー) |
光脱毛の場合
脱毛サロンで使用する主な脱毛方式は、IPL脱毛、SHR脱毛、S.S.C.脱毛の3種類です。
脱毛方式 | 特徴 |
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IPL脱毛 |
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SHR脱毛 |
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S.S.C.脱毛 |
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脱毛サロンのなかでも痛みを感じやすいのがIPL脱毛、痛みを感じにくいのがSHR脱毛です。SHR脱毛は、毛のメラニン色素に反応する従来の脱毛方法と異なり、毛包にアプローチします。毛根へダメージを与える必要がないため、照射パワーが弱く、痛みを感じにくいのが特徴です。
ほかにも、毛周期に関係なく通えたり、産毛や細い毛にも効果があったり、メリットが多い脱毛方法です。
サロン | 脱毛機 |
---|---|
ストラッシュ | SHR脱毛 IPL脱毛 |
LACOCO(ラココ) | LUMIX-A9(SHR脱毛) |
蓄熱式ダイオードレーザー脱毛を採用している医療脱毛クリニック
蓄熱式ダイオードレーザーは、発毛を促すバルジ領域にアプローチして破壊する脱毛機です。低出力のレーザーでじんわりと熱を与えるため、肌へのダメージを軽減できるメリットがあります。
医療脱毛は痛みを感じやすい傾向がありますが、光脱毛よりも少ない回数で効果が得られます。
「痛みは抑えたいけど少ない回数で脱毛に満足したい」という方は、蓄熱式ダイオードレーザー脱毛を採用しているクリニックを選ぶとよいでしょう。
フレイアクリニック
フレイアクリニックは、全国に18院展開するクリニック。痛みを極力抑えた蓄熱式脱毛器を導入していて、全身脱毛1回分の施術時間が60分と早い点が特徴です。
また、医療脱毛は5回までのプランが一般的ですが、フレイアクリニックでは8回コースまで用意しているため、ツルツルを目指したい方におすすめです。部分脱毛も同様に、1回、5回、8回までのプランがあります。
また、「仕事で忙しくてなかなか通えない」「家庭の都合で思うように予約が取れない」など、脱毛期間が長期になる人のための「施術保証制度」を設けています。5回までのコースであれば1年以上、8回コースであれば2年以上、期限を経過していても、脱毛に通い続けることが可能です。仕事などで予定を立てづらいという方も、フレイアクリニックなら脱毛完了できるでしょう。
商品・プラン例
商品・プラン名 | 料金(※税込) |
---|---|
クイックプラン全身脱毛+VIO5回 | 99,600円(1,200円/月~) |
クイックプラン全身脱毛+VIO+顔5回 | 142,000円(1,500円/月~) |
安心プラン全身脱毛5回 | 198,000円(3,400円/月~) |
店舗一覧(全18店舗)
北海道(1店舗)
関東(11店舗)
中部(2店舗)
関西(2店舗)
商品・サービス詳細
脱毛機 | ラシャトリニティプロ、スプレンダーX、ソプラノチタニウム |
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カウンセリング | 無料 |
麻酔 | 麻酔クリーム3,300円、笑気麻酔11,000円 |
シェービング | 無料(手の届かない範囲) |
診療時間 | 平日12:00-21:00、土日祝11:00-20:00 |
営業日 | 定休なし(年末年始、臨時休診日を除く) |
初診料 | 無料 |
再診料 | 無料 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、デビッドカード、医療ローン |
予約方法 | ウェブ、電話、アプリ |
SHR脱毛を採用しているおすすめサロン
痛みが心配な方は、SHR脱毛を取り入れている脱毛サロンを検討することをおすすめします。
ストラッシュ
ストラッシュは医療関係者が選ぶ脱毛サロンで8年連続No.1を獲得している脱毛サロン(※1)。SHR脱毛、IPL脱毛、STスーパージェルの「ISGトリプルアタック脱毛」を取り入れています。
ISGトリプルアタック脱毛は、
ストラッシュでは、「リベンジ割」「ペア割」「学割」「キッズ割」といった最大30%オフになる割引プランや、気になる部位だけお手入れできる部分脱毛も用意しています。
また、遅い時間まで営業している店舗もあるため、仕事帰りや忙しい方にもおすすめです。
(※1)楽天リサーチ2016年2月調査/楽天リサーチ2017年2月調査/GMOリサーチ2018年4月調査/JMRO2019年2月調査/JMRO2020年2月調査/国際マーケティングリサーチ株式会社2021年2月調査
商品・サービス詳細
脱毛機 | STRIKE(ストライク) |
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カウンセリング | 無料 |
麻酔 | なし |
シェービング | 剃り残し1,100円※パックプランは無料 |
診療時間 | 平日11:00-20:00、土日祝10:00-19:00 |
営業日 | 年末年始休 |
初診料 | なし |
再診料 | なし |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、信販ローン、デビットカードプランにより異なる |
予約方法 | ウェブ、電話 |
痛みを抑えて負担を減らしながら脱毛しよう
脱毛の痛みは個人差があることはもちろん、部位によっても痛みの感じやすさは違います。個人差はありますが、痛みを完全になくすことは難しいもの。しかし、どの医療脱毛クリニックでも痛みを軽減させる工夫がおこなわれているので、痛みが心配な方はカウンセリング時に相談してみましょう。
施術日には体調管理をおこなうことも大切です。生理日を避けたり、保湿を徹底したりなど、自分で対策することが可能です。
また、痛みを少なくする脱毛機を導入している医療脱毛クリニックを選ぶことがおすすめです。なるべく痛みを抑えながら、負担をかけずに脱毛に通いましょう。
医療脱毛クリニックなら、割引が充実している「フレイアクリニック」がおすすめ。悩んだ場合は複数クリニックの無料カウンセリングに行って、あなたに合っているかどうか確かめるのがいちばんです。